大腸黒皮症
つらい便秘を解消しようと、便秘薬を飲むことがあると思いますが、
アントラキノン系の刺激性便秘薬は、大腸を刺激しぜん動運動を促すのですが、
むやみに長期間飲むことで、腸の粘膜細胞が大量に死んで蓄積して、
腸の壁が黒ずんで見えるようになります。
念のために、これは病気ではないそうですが、薬の飲みすぎによる症状の
ひとつだそうです。
と言っても、腸相と言って、腸を見ると肌のキレイさがわかるなんて言われていて、
健康な人の腸はキレイなピンク色をしています。できれば黒ずむなんて避けたいですよね。
薬の量を減らすことで、黒ずみは良くなるそうです。
便秘薬を飲むポイントとは、適切に飲めば効果があるそうですが、やたらたくさ飲むことで依存性や習慣性にしてしまう人は、かえって便秘を悪化させてしまうそうです。
ドラッグストアで簡単に買えてしまいますが、市販の便秘薬のだいたい8割に、
刺激性成分が含まれていて、長期間使用することで、薬の刺激がないと腸が動かなく
なってしまい、その飲む量も増やさないと動かなくなってしまうそうなので、
依存性って、怖いですよね。
大腸を刺激する成分として、
センナ、ダイオウ、アロエ、センノシド(センノサイド)、カスカラ、ビサコジル、ピコスルファートナトリウム
旅行先、どうしてもつらいなど症状のある時に飲む分には、効果があるそうですが、いずれにしても箱に書いてある服用方法を確認して、自己判断で常用しない。
症状がよくならない時は、近くの内科医や薬剤師に相談するのが無難です。
そして32年ぶりの新薬、それも依存性、習慣性の極めて少ない薬ルビプロストンが
出たそうですが、病院に行って処方をしてもらわないと飲めないそうです。
できれば、薬に頼らず毎日スッキリしたいですよね。